ふらふらメモ

メモ感覚の、気楽なブログです

スター・ウォーズ 銀河を彩るコスチュームの世界

奮発しました

 

これは、買ってほんっとーに満足したので、自慢させてもらいます。

私、去年の11月だったか12月だったか「フォースの覚醒」の公開前に、ちょっとテンション上げようと思って美術館のスターウォーズ展に行ったんですよ。
展示はもちろん、すべて良かったんですけど、その中で一部の衣装の展示があって、レイア姫の衣装は昔のだからまぁともかく、アミダラの衣装の入魂ぶりに、ちょっと圧倒されたんですよね。

 

Dressing a Galaxy: スター・ウォーズ 銀河を彩るコスチュームの世界

 

スター・ウォーズ 銀河を彩るコスチュームの世界


 

なので、もっとたくさん匠の技をこころゆくまでじっくり見たい!!と思っていて、この本が出ると決まるや否や、「高っっ!」と一瞬ひるんだものの、清水の舞台から大ジャンプ、予約して購入しました。

 

[rakuten:neowing-r:11862988:detail]

ふ~~。
これはですね、ぶっちゃけ、予想以上に良い本でした。

 

リアルさがすごい

 

なんと言っても、生地の質感、縫製などが、実物を見ているかのごときリアルさで見られて眼福です!!

クローゼットに、こいつを一冊入れておけば、パドメ並みの衣装もちの気分になれそうなぐらい。

つーか、洋裁の心得のある人なら、この本の写真を頼りにパターンを起こして、再現を試みることが可能なレベル(のリアルさ)なんです。
スターウォーズファンのみならず、美しい装飾に興味のある人、あるいはレイヤーさんとか、人形の洋服を手作りしたい人とか、とにかく、何か手作りする人なら、絶対テンションあがると思う。

 

スター・ウォーズ 銀河を彩るコスチュームの世界

 

なんつーかね、一着の衣装がいちいちオーケストラのようなんです。
シチュエーションに合わせたデザイン、吟味されたであろう生地、仕立ての丁重さ美しさ、ともかく全てが素晴らしいんです。
何がどう凄いかよくわからなくても、圧倒的な波動をビシバシ受けるのまちがいなしです!

ぶっちゃけ、アミダラに最適化された衣装なんぞは、素材からしてあまりにも豪華で目がくらむ。

細部には、全体のラインの美しさを損なうことなく緻密な装飾が施され、最終的には役者さんが身にまとうことで完璧に完成されるというか、オドロキの統一感を奏でてしまうというか。

それにしても、一体この衣装ひとつに、どんだけお金がかかっているのだろう。
きっと、アタイのごとき庶民には想像もつかない世界なんだろうなぁ。

 

壮大で、繊細

 

ともあれ、実際にこれらの衣装が、0から作り上げられたことを思うと、改めてスターウォーズのような世界観のある大作で、常に新しい感動を作り上げることの壮大さ、映画のなかでは一瞬で過ぎることのそれぞれが、どんなに価値のある繊細で地道でクリエイティブな作業なのか、我がオツムで想像を試みるだけでも、気絶しそうになるほどです。

スター・ウォーズ 銀河を彩るコスチュームの世界

 

私は、小説とかだったら古本や図書館で調達するのがモットーなのですが、昔から、こういう手のかかった美しさに魅了されて舞い上がると、所有したい!と押さえがきかなくなるビョーキ持ち。

本一冊で相当幸せになれるので、そのために家計が圧迫されてたとえゴハンにタクアンという食生活が続いても、一病息災、と機嫌よく割り切ってきました。

次は、昔知り合いに貸してもらったヌバ族の写真集が欲しいので、今まさにゴハンをきっぱりあきらめて、オカラひとすじの食生活を覚悟できるか思案中。

 

The Last of the Nuba

The Last of the Nuba

 
Núba Al-Istihlssl

Núba Al-Istihlssl