ふらふらメモ

メモ感覚の、気楽なブログです

今、ちょっと恐れていること

お題「ポケモンGO」

ポケモンGO、もうすぐ配信とか

 

楽しいんだろうな~。
我が家でも、娘がポケモンGOを心待ちにしてます。
なんつっても、出不精や、運動不足の解消を見込めるのが素晴らしい!

でも、きっと、歩きスマホが増えるだろうなあ・・・・と思われるので、アタイはちょっとドキドキです。

 

障害のこと

 

私の息子は、高次脳機能と眼に障害があります。
右目は完全に失明していて、左目は視野が半分です。

f:id:seicolin:20160720112706j:plain

こんな感じなんだけど、この、景色の真ん中から左が見えないという状況は、健常な視力を持った人には、なかなかわかってもらえません。
実際、息子がまだ自分の障害に慣れていなかったころ、この図の状況で、友だちは「無視された」と感じて、怒って絶交メールを送ってきたとか。

それでも、遠くはまだ、首を回せば広い範囲を見られるし、動きの予測ができるんだけど、近ければ近いほど視野がないに等しいので、至近距離で左から、不意に何かが飛び出してきたらアウトなんです。


いまではだいぶ障害に慣れて、本人なりに対処法を習得し、慎重な行動を心がけ、ひとり歩きの行動範囲がぐっと広がっています。
ただ、やっぱり今でも、人に迷惑をかけない、とか、自分もケガをしないこと、というのは、とてもハードルが高いことには違いありません。


人ごみはとても神経を使うし(ディズニーランドとかもう行けなくなりました)、交差点なんかの自転車の猛スピードは絶叫ものだし、スーパーで足元を、きびすを返して別方向に走ダッシュするお子さんとか、ぶつかりそうになってるの見て、ひやっとすることがあります。
人の目にはきっと、息子の不注意、としか映らないと思います。
慎重に行動する時は、何をトロトロ歩いているんだ、とか、そういった目を向けられやすい印象もあります。

これから

ポケモンGOのヒットによって、歩きスマホだけでなく、自転車スマホも増えるかもしれないってなると、親バカのアタイとしては、やっぱ心配なんですよね。
それでなくても危険がいっぱいな毎日なのに、もっとスリリングになるのかなぁ、って。

わが息子だけでなく、この社会には、「見えない障害」を抱えている人がいっぱいいます。
いろんな事情を抱えた人が、安全に日常生活を送れることって大事じゃない?


つーことで、これからポケモンGOをプレイする人は、「ポケモンGO=危険物」みたいなことにならないよう、いや、むしろ自転車マナーよくなった、とか、みんな気をつけてるから逆に前よりぶつからなくなったんだよ!とか、そんな感じで憂いなく、楽しんで欲しいと願います。

 

つーか、自動車だけじゃなく自転車、いや歩行者も含めて動くモン全部に、この際自動ブレーキ搭載すればいいのに。
もう大分実現可能になってるんじゃないかな。
どらえもん!早く早く!